久我

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数日後、彼女は妻への恐怖からか、キッパリと関係を絶ってくれた。 最後までドライ…俺はこの時ほど彼女を好きだと思ったことはないかもしれない。 全てこれで解決した。 そう思っていた矢先、俺は自分のデスクのパソコンに挟まっている封筒を目にする。 恐る恐る中を開くと…数枚の写真と、手紙。 『この写真をばら撒かれたくなければ、今夜この場所へ一人で来い』    社内の人間にバレていた…? 最悪だ…逃げようもなく俺はその夜、指定の場所へ向かった。     
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