もしも金烏陛下の私兵がお喋りだったら

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もしも金烏陛下の私兵がお喋りだったら

紫苑の宮「ねえお父さま、藤波さまってどんなお方だったの?」 奈月彦「……(藤波の名前をどこで聞いたんだ?この場合、聞いた場所を尋ねるか、ちゃんと答えてやるか、どうすれば…)」 紫「お父さま?どうしたの?」 奈「(ッハ!)し、紫苑、その名前を何処で聞いたんだ?」 紫「(お父さまこわい顔…)山内衆の方が教えて下さったの」 奈「……藤波は、良く人助けをする優しい人だった。でも、外で藤波の名前を口にしちゃ駄目だぞ。お母さまの前でも」 紫「はい。お父さま、教えてくれてありがとう」 奈「で、誰に聞いたんだ?(ずいっ)」 紫「お、お父さまお顔がこわい…」
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