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...you
少しずつ息が白く
頬が赤く染まる季節
昨日まであんなにも
そばに居たはずなのに
すれ違う恋人達を 横目で追いながら
あの時の私達の 思い出と重ねてみる
街を照らすイルミネーション
繋いだ手は君のポケットの中
自然と寄り添うあなたの腕は
何よりも暖かかった
遥か彼方の思い出達よ
今すぐあの頃に時を戻して
他には何もいらないからと
叶うはずのない願いを込めて
唇を噛み締めた
初雪が街中を
銀色に染めてゆくよ
繰り返す毎年(いつも)の事なのに
振り返っても君はいない
飾っていたクリスマスツリーも
暗闇にしまったまま
君の為に買ったプレゼントも
行く宛を失ったまま
私がまだ幼すぎて
君を支える事が出来なくて
気付かぬうちに君を傷つけてたね
後悔を今更叫んでも
君は戻らない
白い雪達に願いを込めて
どうか届け私のこの想い
涙を流して空に手を伸ばした
届くはずのない夢を
まだ感じてたい
君の温もりを君の優しさを
君の愛を忘れられない
Wishes that do not come true
わかっていてもまた思い出してしまう
本当はわかってるよ
さよなら大好きな人
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