天の声は私!か○子じゃ!

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「僕達がサラマンダーに会いに行きます」 「勇者様、昔のサラマンダーは大人しく優しい性格でしたが、今は分かりません。 それに、今は昔と違って魔物達が多く簡単には行けなくなりました。 大変危険です」 「町長さん、大丈夫です。 僕もダイコンも結構強いですよ! ここは任せて下さい」 「分かりました。 どうか、お気を付けて!」 厚揚げ達は町長さんから教えてもらったサラマンダーが棲む洞窟までの道をひたすら前に進んで行きました。 早速魔物達が現れました。 火の粉小僧 溶岩石男 が現れた! 火の粉小僧は飛び回り火の粉を投げつけます! 「アッチッチ!」 厚揚げ達は盾を使って防いでいるが、攻撃が出来ない! 溶岩石男は真っ赤になった溶岩を投げてきます! 「ヤバイ!ダイコン逃げろ!」 厚揚げ達は魔物達に囲まれました! 魔物達の一斉攻撃! 「ワッ-------!」 “ダダダ~~~~~!” 厚揚げ達は死んでしまいました。 町の外れのニワトリ小屋。 大きなタマゴが二個。 主人が料理をしようとタマゴを割ると中から厚揚げとダイコンが出て来ました。 厚揚げとダイコンは復活しました。 「ダイコン!えらい目に会ったな!」 「あっしは、もうダメかと思いました」 「油断した訳じゃないが、魔物達は強かったな!」 「隊長!何か作戦を考えましょう」 厚揚げ達は町長さんの元へ戻って作戦を考えた! 「魔物達をやっつけるのは難しい。 戦わないでサラマンダーの所へ行けないものか…」 「厚揚げさん、こう言った作戦はどうでしょうか?」 “ゴニョゴニョ” 「えっ!僕が……」 「他に手がありません」 「いや~それは……」 「町長さん、それで行きましょう!」 「ダイコン!お前が言うな!」 翌日から、作戦は開始された!
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