ラスボスに挨拶

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孫。 そうだよ〜〜。 ここでは言えないけど、まだその可能性がある事を忘れてた。 「ね、あなた、上の階にお電話してみましょうよ。もしいらっしゃったら、こちらに来ていただいて。きっと院長先生も奥様もお喜びになるわ。」 「お、そうだな。葉子、電話しろ。 寿貴くん、君は病院の向こう側のタワマンか?」 「はい、タワマンに住んでいます。」 「そうか! 雅貴さんもこの上だし、お互い実家も近い。 しかも、新居も歩いて8分の距離だ。さっき来るまで測っていたからな。 花が近くにいるなら、なーんにも問題ないな!」 よ、良かった〜〜‼︎ 突然呼びつけた時はどうなるかと思ったけど、お許しが出たよ! それから、桜川院長夫妻がうちに来られて、お二人とも、泣いて喜んでくださった。 本気で……違う意味で、心配されていたのだろう。 そして、タワマンが近い事、コーヒーハウスで毎日でも私と会える事もあり、同居もすぐにOKが出た。 もちろん、式は別として、同居前に籍をちゃんと入れるという約束で。 怖いくらい、順調に話がまとまっていく。
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