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「興味ない。
女自体興味ないの知ってるだろ?
今後は、一切受け付けるな。」
桜川センター長の女嫌いは、実は有名で…。
話した事のない私でも存じ上げている。
「そんなわけにいかないでしょう。
桜川の跡取りは必要よ。
お兄ちゃんしか居ないんだからね。」
「お前が沢山産めば良い。
1人養子にくれ。」
……。
この会話、私が聞いていてもいいのだろうか…。
「いやよ。無理なこと言わないで。
他人の受精卵ばかり作ってないで、自分の作りなさいよ。実践でね。」
うわ〜
美咲さん、キビシイデス…。
「あ、あの!
私、そろそろお暇させていただいた方が…」
「あ、花ちゃんごめんなさい。
いつもこんな感じで長男の義務を放棄しようとするのよ。信じられる?
父も母も、桜川家の内孫を心待ちにしているって言うのに。」
「…ハハハ…」
…退散させてください。
「お、お仕事が忙しくて、タイミング的に難しくていらっしゃるんじゃ…」
「仕事仕事って、そんなこと言ってたらいつまで経っても嫁は来ないわ。
とにかく! これはちゃんと目を通して。
それから…
そろそろお父さんとお母さんを安心させてあげて?本当に心配してるのよ?」
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