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生涯あなたを
ズジュッ
『や!大我!いきなり激しい!』
「星矢が悪いだろ?そんな溶けた顔して」
俺は立ちバックで後ろから突きまくる。
『や!ダメ!大我!またくる!怖い!』
「星矢…大丈夫!俺がいるから、そのままイって?」
『あわぁぁぁぁぁ!!!!!んんんん!!』
「くぅっ!は!星矢…出さずにイったのか?素敵だよ」
『もう…ダメ…』
ガクリと落ちたこの人を抱きかかえ、綺麗にしたベッドまで運ぶ。
さあ、これからどうしようか…
『ん…大我…』
「悪い…無理させた…」
『大丈夫だよ…どうした?難しい顔、カッコいいけど心配だ…職場の事か?』
「ああ…星矢とこうなれた事は嬉しいし、後悔もない。別に職場にゲイだとバレてもなんともない…ただな…」
『あの子か?』
「ああ…俺がいるとやりにくいだろうな…と思って」
『まあ…なんかあったら、俺が養ってやるから心配すんなよ?』
「ふふっ、星矢…男前だな、ありがとう」
『なぁ、俺たちって…これからどうなる?』
「…俺は…あなたを生涯のパートナーとして一緒に生きていきたいと思う。あなたは?」
『俺もそう思う…最初で最後の恋だと思うから、大我…好きなんだ…とても、言葉では言い表せられないほどに』
「俺もだ…出来るなら結婚でもして、俺のだと言いふらしたい」
『しようぜ、結婚…パートナー申請は出来るだろ?』
「そうしよう、そしてずっと一緒にいよう」
俺たちは二人だけで誓いのキスをした。
そして翌日、早速二人で役所に行く。二人とも生まれも育ちもここだから、手続きはすぐに済みそうだ。
書類の記入終え、見つめ合う。目の前には女性の係員がいるというのに。
『大我…いいのか?本当に俺で?』
「こんなとこで言わすなよ…星矢じゃなければ誰もいらないんだ」
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