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変な客その2
レジに入り、落ち着いたので発注しようと売り場に出ようとしたら女の人に声をかけられた。
女「あのーあそこの商品欲しいんですけど」
私「はい、どちらでしょう??」
女「あっちの…色々と…。それでお金無くて…」
私「??…はい…?」
よくよくその人を見てみるとボロッボロの服に、何日?何週間?も付けてるであろう黒ずんだマスク。しかも顎マスクで口は出てる。
女「来月の〇日くらいにお金入るから…その時お金払うから今持って帰っていいですか…?」
はい??????
私「えーっと…それはちょっと無理ですね…」
女「無理ですか。そうですか…」
私「すみません」
女「はぁ。疲れた。…あっ、疲れたって言うのは今の話じゃなくて外が暑くて!」
私「暑いですよね。良かったら涼んでってくださいね」
女「ありがとうございます」
何となく関わると面倒くさそう…。と思ったのでそそくさと逃げた。
そしたら追いかけてきた。
女「あの…廃棄の…ありますか?」
私「(うわ追いかけて来るなよ)はい?何ですか?」
女「いらない食べ物ありませんか?欲しいです」
私「あー…申し訳ありませんが、そう言う事は出来ない決まりなんです。すみません」
女「そうですか…」
ちょっとカタコトっぽかったから、日本人じゃないのかな?
そんなに感じ悪くなかったし、可哀想に思えちゃったけど何もしてあげられないよ。。
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