259人が本棚に入れています
本棚に追加
/229ページ
告知された時より全然ショックだった。
悪いところ取っちゃえば、子宮頸がんって生存率の高いがん。
まさかもうなす術ありませんなんて事になるなんて。
足の痛みも整形外科の方ではなく、がんのせいだった。
あたしはそのまま仕事。
一応店長に話して、今後のシフトがわからないと伝えた。
抗がん剤やるにしても、以前の感じを考えるととても働ける状況ではないしハゲるだろうし。
仕事じゃなく、家に居なくて良かった。気が紛れる。
でも仕事しながらでも油断してると涙が溢れてきた。
横柄な客が来ると
何でアンタみたいなのがまわりに迷惑かけて生きてんの?
なーんてダークモードになってみたり。
まだ30代なのにな。早くないか?
こんなんなっても彼を捨てなかった天罰?
でももしここで死んでもそれはそれで仕方ない。
好き放題やったし、子供は出来なかったけど結婚は出来た。
楽しいことたくさんあった。
これから先考えても、ひとりぼっちになるかもしれない。
それならみんな揃ってるうちにお先にー!みたいな?w
ただ、両親やマサが悲しんでるのが悲しい。
あたしはどうしてるのがいいんだろう。
生きることに一生懸命!がんなんて気にしてない!ぶっ飛ばしてやる!みたいにしてればいい?
メソメソしてるよりいいけど、空元気に思わせて気遣わせちゃうのかな。
最初のコメントを投稿しよう!