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彼「前言ったよな?もう絶対やるなって。金が足りないんだったら俺が力になるって言ったよな?何で頼らないで、そう言う選択しちゃうの?」
私「お金に困ってるの言いにくくて…」
彼「本当は結構前から勘づいてたんだよ。だから気付いてから何度も金に困ってるなら言ってって言ったよな?」
確かにそう言われるとそうだった。
やたらしつこく言ってくるなーって。
でも返すアテも無いし、さすがにそんな事言えない。
服が欲しい、美容院行きたい、マツエク行きたい、友達と遊びに行きたい…
そんなお金も無かった。
情けなくてとても言えないし、彼とお金のやりとりなんてしたくない。
ただでさえ、いつもデートでお金使わせてるのに。
どうして何も言ってないのに彼は私が風俗で働いてると思ったのか。
彼いわく、言動や行動見てりゃわかるって。
明らかにおかしかったらしい。
あらゆるところの風俗街の店を調べて、新人情報とか見まくってたらしい。
そして写メ日記やプロフィールで直ぐわかったみたい。
彼「で、どーすんの?風俗まだ続けるつもり?」
私「…やめられないよ、お金欲しいもん」
彼「あっそ。それは俺と別れてもいいって事だよな?」
私「別れたくないけど、やめるのも厳しいんだよ」
彼「…はぁー(深いため息)わかったよ、じゃあ旦那にも言えよ!旦那もいいって言えば風俗続けりゃいいじゃん」
私「なんでそんな話になるの?」
彼「当たり前だろ?旦那の甲斐性がないせいで、アスカがそんな事しなきゃいけないんだから」
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