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─それから時が経ち…
10歳になったアカリは夢を見ていた…
夢の中でアカリは、テンガン山の頂上にある槍の柱にいて……。
『ここ、どこ…?』
キョロキョロと辺りを見渡すアカリ…
すると、向こうに人影が見えた…!
『だれ…?
もしかして、お父さん…?』
どうしてそう思ったのかは分からない…だが、アカリは父に会いたかった…
ずっとずっと父に会いたくてたまらなかったのだ…!──その思いが、彼女にそう思わせたのだろう…。
『お父さん…!
お父さんなんでしょう!?
私、アカリよ!
ずっとお父さんに会いたかった!!
お父さん、お父さん──…
…っ!』
アカリの目の前に突如ズン…ッ!と大きな青い4本脚のポケモンが現れ、まるで『これ以上進むな!』と言うかのように、
『ギャオオオンッ!!』
と雄叫びを上げた!
『き…きゃああああっ!!』
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