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─それからまた年月が経ち…。
16歳になったアカリはまた夢を見ていた…
夢の中でアカリはまた槍の柱の所にいて…。
『また、この場所……
やっぱりここにお父さんがいるのかしら…?』
すると、ズン…ズンと3体の大きなポケモン達がアカリのそばにやって来て──…。
『こんにちは、また会えたわね…。
大丈夫、小さい頃はあなた達のこと恐かったけど…今は不思議と恐くないわ。
だって、あなた達は私に何もして来ないもの…ただ、こうして私のそばに来るだけ…。
きっとあなた達は、そうしてずっと私の事見守ってくれてたのよね…?』
そのアカリの言葉を聞いた3体のうち1体の、青い四本脚のポケモンが前に出てさらにアカリのそばに来ると、アカリに頭を下げて来て、それを見たアカリはそのポケモンの額に自分の額をそっとくっつけた…。
『…不思議ね、
あなた達の事、ずっと昔から知っているような気がするの…。
それに、優しい感じがする…
この感じ、あなた達はまるで…
まるで──…。』
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