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 気分は割と落ち着いてる。  うつと躁の中間ぐらいか。  外に出ようと前向きに思うが、どうしてもあと二歩三歩の勇気が出ない。  きっと出れるとは思うが、ものすごく披露して帰ってきて小説が更新できないと思うと、辛い。  それにつまらないで帰ってくると、次に出るきっかけや経験にならない。  できるだけ楽しいことをするために外出したい。  だから今日はとりあえず、小説を書いてから余力があれば、近所の本屋にでも行こうか迷っている。  明日はひょっとしたら、頑張ってメンクリまで自分で行こうと思っている。  先生に会うことはいいことだし、自分にとっても自信になる。  だからとりあえず、明日の準備だけはしとこうと思う。  帰りに買い物か映画でも観ようかと思えば、少し気が楽になるかもしれない。  なんともいえないけど。  今も外に出ると考えるだけで、ソワソワするし、緊張してくる。  胸がドキドキするし。  昨日の夢をよく考えて見た。  例の作業所の男性スタッフが「出ていってください」と僕のためを思っていった言葉がループすること。  これはきっと僕が作り上げた彼という、疑似人格であって、無意識に「あそこに近づいたらまた傷つく」という危険信号なんだって、  勝手に解釈した。  防衛本能かなと。  確かに楽しい思い出もあるけど、それ以上にたくさん疲れたし、傷ついた。  だから、僕にはあってない場所だったんだ。  いつかまた、僕が外に元気に出て、なにかしら活動していれば、仲良くしていた人々と会う事もあるだろう。  まあ、今までの人生でそんな偶然は一回もないのだけど。  ではまた!
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