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もう何度も、数えきれないほど綾乃を抱いた。
それと同じぐらい俺は他の女性との経験もあるけれど、俺は日に日に綾乃に夢中になっている。
何がちがうんだろうか。
やはり初恋の女性だからなのか。
「…綾乃、」
この理由はきっといつになってもわからないだろう。だって理屈じゃない。心が体がきっともう彼女しか要らないと言ってるから。
肉付きの良い白く露わになった両脚を思い切り開いて、溢れ出した蜜を垂らすそこが俺を誘う。
まるで花に群がる蝶のように。
甘い蜜に群がる蜂のように。
俺は吸い込まれるようにそこに顔を埋めた。
震える脚を、逃げる腰を捕まえて、次から次へと溢れる蜜にしゃぶりつく。
勃ち濡った芽を舌で嬲り甘噛みすれば小さな悲鳴が聞こえた。
「…み、やび」
もう、早くちょうだい。
甘く掠れた声がせがむ。
焦らすように丁寧にゆっくりと舌で蜜を掬いとりながら彼女の入り口に指を滑らせた。
もう何なく指3本入ってしまうほど俺に慣れてしまったそこはいやらしい音を立てて俺の指を飲み込もうとする。
だけど。
「ち、がう」
綾乃がそれじゃ足りないという。
オレの指じゃ満足しない、と。
「何が欲しいの?」
綾乃の脚元から顔を上げて濡れた口元を拭いながら訊ねれば、彼女がヨイショと身体を起こした。
「脱ぎなさいよ」
「命令かよ」
欲情した顔は俺の方を一度も見ない。
ただ、代わりにオレを隠す一枚の布を一身に見つめて手を伸ばした。
「脱がしてあげる」
はいはい、と広いベッドに倒れて腰を上げれば綾乃の手が慣れたようにパンツを脱がしていく。
もうパンパンに膨れ上がったソレはいつでも準備万端だ。
堪え性がないせいか、もう既に溢れてしまっている。
「もったいないわ」
綾乃はパンツを放りなげると赤黒く充血したソレに躊躇うことなく口付けた。
彼女の小さな口が、可愛い舌がソレの先のクビレを丁寧に愛撫する。
鈴口から溢れだす汁を舐めとるたびに俺は精を吐き出しそうになって腹の底から深く低い声かわ漏れた。
ここまできてここで吐き出したくはない。
出すなら彼女の中で出したいのに、気持ちよくてもっとこの姿を見ていたい。
獣のようにオレにしゃぶりつく綾乃は妖艶で、いつもの元気で明るくてちょっと変な彼女とは似ても似つかない。
だけど、俺はこんな彼女を愛おしく思うし可愛くて可愛がりたくて仕方ないんだ。
「だめ、もう無理」
舌で根っこまで愛撫されて、袋に口付けた彼女を無理矢理引き剥がした。
さすがにそれ以上は限界だった。
横たわった綾乃の腰を抱き寄せて抱え込む。
脚を持ち上げて横から静かに奥まで貫いた。
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