イベント走って残り5分。

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待って、いやほんとに待って、まじで。 あのこれ終わったらほんとに何でもする、ガチで何でもする。 いやこれマジだから、まじ中のまじだから、 今日は彼氏の誕生日。 そう、推しイベだぁぁぁぁあああああ!! いや、誕生日を最終日にする運営最高か? なくぞ?まじで泣くぞ? 旦那も彼女も愛人もいる私(全て2次元)。 どの推しも好きだけど、誕生日はその推しが1番になる日だと思っている。 なんたって本日の主役なのだから。 学校から帰ってきた私は、鞄をベッドにスパーキングして、即スマホを開く。 もちろん親には勉強で引きこもると言っている。 これで近寄らないだろう。 高速でイヤホンを装着し、500ミリリットルの天然水とバッテリーと充電器もある。 完璧だ。 もはや完璧でしかない。 推しがいるホーム画面を舐めるように見た私は早速イベントの画面へ。 ちなみにイベント内容はサマーイベント、衣装は水着だ。 殺す気か? 運営が殺しに来たぞ。 いや別にいいよ、うん、別にいいんだけど、ロシュツド 大丈夫? 多分500人くらいは死んでる。 そのひとりが私なんだけどね。 とりあえず走る。 目薬も手元にあるから、何かあっても大丈夫だ。
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