感想・レビュー一覧 3件

舞子とケイティの物語

ヒロインの舞子は脚本家。勉強をし直すために、ひとりロンドンに来ている。 好きな男性も脚本家。しかも成功を手に収めている。そのひとと同等でありたい、自分を対等と認めさせたい、実績を作りたいと肩ひじ張って
ネタバレあり
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多角的視野を持つということ

真面目で完璧主義で自己評価が低いという日本人気質を体現したような主人公舞子。 心配して声をかけてくれるケイティの言葉に耳も貸さずにひたすら自分を追い込んでいくのもどこか島国根性を感じてウンウンと納得
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私の場所は遠く、異国にひとり

 作中でも語られるように、グリニッジ標準時と日本の時差は9時間。  ひと昔前と違って、今はSNSでもメールでも一瞬でつながる。けれども、つながった相手は9時間先の未来を生きているようで、人はそこに距離
ネタバレあり
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