第8章 卒業式

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「あれ、美世ちゃんいつもなら『彼氏などいない!』って言うのに、まさか図星?」 「あらあら! 本当に彼氏が……?」 『『美世、詳しく教えてくれないかな?』』 一斉に自分に注目が集まる。私の惚気話を期待するヤツが約4名。 数時間前の出来事が頭に浮かび、私の熱が一気に上がった。そして、私はこの4名に向かって叫んだ。 「ええい! 全員早く寝ろ!!」 とりあえず、江原家は今日も平和だ。
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