花の声をきく

「少年、未練をひとつ話してよかろうか」「はい」

ito

1時間41分 (60,268文字)

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あらすじ

一日一花。神前に花を献じる少年・馨。 その手が花茎を切るとき、花精たちはたまゆら現れ、この世への未練を語る。めぐる季節の中でひととき語られる、花たちの御伽噺。 12か月の短編連作。

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