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「お疲れ、相沢。ここ座っていい?」
「……ぅえ?あ、お、おつかれ」
突然話しかけてきた俺に、相沢は驚きながらも小さくこくりと頷いた。
それを合図に俺は相沢の前に座る。
「相沢は、オムライス定食?美味しそうだね」
「あ、あぁ。俺、オムライス好きなんだ……」
「美味しいよね、俺も好き」
顔を僅かに赤らめ、少し俯き加減に恥ずかしそうにしながら話す相沢に、俺は思わず頬を緩める。
(可愛いな、相沢。恥ずかしそうにしながらも好きな物俺に教えてくれるとか、可愛すぎだろ!)
脳内の俺が叫びまくる中、本体の俺は黙々と唐揚げ定食に箸をつける。
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