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話の内容のほとんどは瀬尾に好きな人は、付き合っている人は…、など恋愛系だった。
(そんなに仲良く見えるのか……?)
俺自身、瀬尾とよく話す訳でもない。ただ同期なだけだ。
「う、うーん。俺、瀬尾とは同期だけどそんなに話さないからよく分からないです……すみません。」
「あっ、大丈夫です、すみません!仕事中なのに……」
謝罪の言葉も添えて言うと、松山さんは、はっとしてぺこぺこと頭を下げ、自分のデスクに戻って行った。
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