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「相沢は、オムライス?美味しそうだね」
「あ、あぁ。俺、オムライス好きなんだ……」
「美味しいよね、俺も好き」
思わず"好き"という言葉に反応してしまい俺は顔を見られないように俯いた。
(やばい、今絶対顔赤い……!)
そう思うとさらに羞恥心が込み上げ、俺はそれを隠すようにオムライスを頬張った。
そしてふとちらりと瀬尾の方を見ると、彼は黙々と唐揚げ口に運んでおり、俺の様子には気づいていないようだった。
(良かった……)
そうほっとしていた瞬間、いきなり瀬尾が顔を上げ、俺とパチリと目があってしまった。
(ま、まずい……っ)
赤く染った顔をどう隠そうか考え込んでいた時、瀬尾の方から話しかけてきた。
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