七章 xs4

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 そこで木戸は改めて口を開いた。 「いや、校内に入るには『忘れ物を取りに来た』とか、そんな理由でいいじゃないか」 その通りという様に黒鍵が顎を引く。 「だけど、この『氷』にはまだ不可解な点があるんだよ。しかも、それはスニーカーについての事なの」 「誰のスニーカーなんだい?」
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