episode.1

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ブーッブーッブーッ 朝6時30分。毎日必ずこの時間に電話が来る。 「ふあぁぁ...、もしもし...」 私に電話をかけてきた相手は、笑ったように言った。 「ふあぁぁ...から始まる電話なんて無いでしょwてか、おはよ。」 「バカにしないでよ〜。眠いんだから仕方ないでしょ...。」 「ごめんごめんw別に、雲華(うか)をバカにしたわけじゃないよ。」 「そう...、てか何でこの時間に必ず電話かけてくるの?」 「は?雲華が「私、早く起きたいからこの時間に電話して!!」って言ったんじゃん。」 「あ、そか。ごめんー。」 「ねぇ、今日も雲華の家行くから。一緒に学校イコ。」 「ん。分かった。じゃ、また後でねー。ばいばい。」 「んー。」 今、電話をかけてきたのは、私の彼氏・白石佑真(しらいしゆうま)。 イケメンで、勉強もできる。だけど!すっごいイジワル!ま、そこが好きなんだけどねw で、白石くんのカノジョが私・如月雲華(きさらぎうか)。 明るいのが取り柄。多分、モテてはないけど、友達がたくさん! 白石くんに釣り合うかなとか思ったことある...。 で!こんなことを言ってる間に5分経過!白石くんが来るのはいつも7時だから...、やっば!時間ない。 制服着て、顔洗って... なんとか終了! ピンポーン 「雲華ー、きたよ。」 「はやっ!白石くん、鬼だ...。」 ガチャッ 「あ、」 「し、白石くん!おはよー!」 「ん、おはよ。雲華。」 「じゃあ、学校行こっか!」 「うん。」 学校到着! 「雲華、おはよー!」 「あ、おはよう!依桜(いお)!」 いま、挨拶したのが親友・桃瀬依桜(ももせいお)! 小学校の時から親友のいわゆる旧友?ってやつかな! 依桜は、美女で性格明るくて、勉強できて...。白石くんにピッタリの子なんだ!好きの大きさは負けないけど!
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