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プロローグ 乙女の祈り?
私は町からあるところへ、モフモフの面白い獣を見つけて追いかける。
怖い魔物をすり抜けて駆けていく、モフモフの翼の生えた獣は誘ってる。
「早く、こっちだよ。タナちゃん」
「見せたいものってなに? モフレ」
私は珍獣モフレを追いかけ、ある洞窟へ入る。暗いのはちょっぴり怖かったけど、あのモフレのさわり心地が、味わいたくて追いかける。
すると洞窟は何かの神殿のような建造物になり、モフレが羽休めしてるのは、とても美しい男性だった。
「モフレ、これが見せたいもの?」
「そうだよ、おいらも、モフモフされようか」
私はモフレをモフモフする。キュートで香ばしくてお日様の匂い。
「さーて、タナちゃん、封印を解けるかな」
「え? 封印って、どうやって解くの?」
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