プロローグ 乙女の祈り?

1/1
2人が本棚に入れています
本棚に追加
/97ページ

プロローグ 乙女の祈り?

 私は町からあるところへ、モフモフの面白い獣を見つけて追いかける。  怖い魔物をすり抜けて駆けていく、モフモフの翼の生えた獣は誘ってる。 「早く、こっちだよ。タナちゃん」 「見せたいものってなに? モフレ」  私は珍獣モフレを追いかけ、ある洞窟へ入る。暗いのはちょっぴり怖かったけど、あのモフレのさわり心地が、味わいたくて追いかける。  すると洞窟は何かの神殿のような建造物になり、モフレが羽休めしてるのは、とても美しい男性だった。 「モフレ、これが見せたいもの?」 「そうだよ、おいらも、モフモフされようか」  私はモフレをモフモフする。キュートで香ばしくてお日様の匂い。 「さーて、タナちゃん、封印を解けるかな」 「え? 封印って、どうやって解くの?」
/97ページ

最初のコメントを投稿しよう!