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味見用に少しだけ醤油と味噌を舐めてみる。想像以上に美味しく出来たて、璃久はつい笑顔になっていた。序でにウスターソースと中濃ソースも作ろうマルレットを中心に日々野菜類は買い求めているからね。果実も沢山あるから魔法で必要な材料を刻んんで創造魔法でソースを仕上げ濾してウスターソースと中濃ソースを小さい樽に入れた。残りのマルレット(トマト)をマルレットソースへと魔法で仕上げマヨネーズも序でに作った。これで取りあえず必要な調味料を作ると璃久は眠くなり、シルを起こさないようにそっとベッドに入る。創造魔法は楽だけど…以外と疲れが来るようだ。
璃久もあっという間に眠りについた。
朝が来た。璃久は何時ものように朝の鍛錬をして軽くランニングをして屋台に寄り玉子焼きとスープを買い宿に戻った。シルは起きていた
シル『何時も朝が早いね…リク。今日の朝ご飯はリクのパンで良いの?』
璃久『ああ…市場で玉子焼きを買って来たから、パンに乗せて食べると良いよ…後はマヨネーズを作っておいたからパンに塗ってから玉子焼きを乗せるのを薦めるよ。ジャムも出しておくね』
そう言うと璃久は机の上にスープと玉子焼き、ジャムとマヨネーズとパンをスライスして出した。
シル『わぁ~美味しそう…ありがとうねリク』
璃久『トマトとか野菜もあれば良かったんだけど昨夜殆ど仕込みで使ってしまったんだ…食べ終わったら市場で買い物してからギルドに行こうね。シル』
シル『昨日先に寝ちゃってごめんよ…リク。いっぱい仕込みしてくれたんだね…ありがとう』
璃久『うん。大丈夫だよ…少し慣れて来たからね…さあ食べようシル。いただきます』
シル『いっただきます』
シル『ん…んん。リク…なにこれ…凄く美味しい。昨日の玉子焼きと同じ物だよね、これってマヨネーズの味のおかげなのか?うっまいよ~』
璃久『ふっふふ…気に入った?シル。生の野菜につけても美味しいんだよね。自分で作ったんだけど、美味しいね…魔法が殆どやってくれたんだけど、手作りだしね(笑)』
シル『リクのいたニホンって…うまいもんばっかりだな(笑)』
璃久『そう言われると、確かに美味しい物で溢れていたんだなぁ~今更なんだけどさ~当たり前だったからねぇ(笑)』
璃久『さあ…食べ終わったら出かけるよ…シル』
シル『は~い』
そうして璃久達は市場で卵や牛乳、野菜類と小麦粉等必要な材料を買いギルドへと向かった。
ギルドはもう空いていて、残っている依頼も採取物が多かったが璃久は気にせずに東南側の依頼を何枚か剥ぎ取り、リーチュさんの所へ向かった。
璃久「おはようございます…リーチュさん今日はこれをお願いします」
リーチュ「おはようございますリク君、今日も採取の依頼なのね(微笑)何時もありがとう、?東南側の森かぁ~1つ依頼追加しない?リク君。素材集めの依頼があるのよ」
璃久「素材集めですか?構いませんが難しい依頼なんですか?」
リーチュ「リク君なら難しくないと思うけど…少し依頼主に問題があるのよ。リク君なら解体処理もきちんとしているから大丈夫だと思うのよね(苦笑)」
璃久「僕で大丈夫なら良いですよ」
リーチュ「ありがとうリク君。余り大きな声では言えないのだけど…依頼主がきちんと解体処理をしていないと苦情を言って依頼料を下げるのよ(苦笑)リク君なら査定のヘンリーが褒める位きちんとしているから大丈夫だと思うのよね(笑)」
璃久「そうなんですか?喜んで良いんですよね(笑)僕」
リーチュ「勿論よ…昨日ヘンリーが態々此処まで来て褒めていたの…そんな事は珍しいのよ(笑)ヘンリーも下手な解体処理するならそのまま持って来いってタイプだからね(クスクス)」
璃久「分かりました(笑)その依頼受けます、大まかで良いので情報を頂けますか?」
リーチュ「勿論よ…依頼書にも書いてあるのだけど、ホーンラビットの角と毛皮と肉ね、東南側では遭遇し易い魔物なのね、ちょっと素早いのと角で攻撃してくるからそこは注意してね3匹分の依頼なのね。よろしくお願いしますね」
璃久「はい。ありがとうございます…では…行って来ますね」
リーチュ「気をつけて行って来てね」
璃久達は東南側の森に向かった。
璃久『ホーンラビットの肉って美味しそうだね…シル』
シル『そうなんだろうなぁ~少し多めに退治して、リクの料理で食べたいよ(笑)リクはラビットの肉は食べた事あるのか?』
料理『地球でウサギのトマトソース煮込みっていう料理なら食べた事あるよ…日本じゃ無いけどね。旅行したとき食べたね』
シル『リク、それは昼休憩で作れるか?』
璃久『今日の昼は無理かなぁ~煮込み料理だからね(笑)部位によっては柔らかい所もあるだろうけど下処理をきちんとした方が美味しく食べられると思うよ、そう言えば魔物図鑑みたいな本って無いのかな?』
シル『う~ん…リクにその度データなら送れるけど、本か?一度本屋にでも行こうか?リク』
璃久『そうだね…魔物図鑑なら本屋にあるかもね!さてこの辺りから探索して行こうか?』
シル『そうだな…リク、角の下が急所だぞ…まあリクなら大丈夫だよ(笑)』
璃久『ありがとう。シル…見つけたかも…以外と大きいんだね。さて仕事しますかね…』
そうして璃久達は森の手前から探索と魔力を抑えホーンラビットに気がつかれない用に随時ボーガンで水の矢を打ち込み6匹を退治していた。後は薬草の採取と相変わらず茸、果実、木の実等を集めながらも気になった薬草と倒木した木や気になった木を切り倒し収納して行く。
シル『リク?今日は木も集めているんだね』
璃久『うん。少し考えている事があってね(笑)何とかパスタとうどんを広めたいんだよ…その為の入れ物用にね(笑)』
シル『うどん?それも美味しいの?』
璃久『うん。昨日醤油と味噌が出来たから…うどんの方が作り易いしね、ただ醤油と味噌が無いと味の決めてにかけるんだよね(笑)』
シル『そうなんだ…今日の昼に食べるの?』
璃久『今日はパスタだよ…うどんの準備がまだだからね』
シル『今日もパスタ?昨日のトマトソース味?』
璃久『今日は醤油を使った茸のパスタにしようかと思っているよ(笑)』
シル『わぁ~やっと醤油味が食べられるんだね…リク!』
璃久『うん。魔物が来るね…えっ!熊みたいな魔物だね』
シル『リク…眉間と心臓を狙って…以外に素早いからね、気をつけて』
璃久『了解、気をつけるね』
璃久は木の上からボーガンで眉間と心臓を狙って…氷の矢を連続で打てる用に魔力玉を周りに浮かせて、連続で攻撃した。ビックボーンベアは璃久を見つけられずにその場で退治された。
シル『流石だね…リク…彼奴リクが何処にいるか分からないまま退治されちゃったね、ハグレなのかな?』
璃久『うん…多分ハグレだろうね。さて収納して昼休憩の場所でも探そうか』
シル『そうだね…あっ。左側に行くと小さい湧き水の沢があるのよ…そこで良い?』
璃久『シルが言う場所なら大丈夫だね』
シル『うん…パスタ食べようね!リク、昨日よりも大盛にしてね』
璃久『凄い食欲だね…シル、わかったよ(笑)』
そうして璃久達は昼に茸の醤油味パスタと具沢山の味噌汁で食事を済ませた。シルの興奮は中々治まらない。璃久も久しぶりに醤油味のパスタと味噌汁を食べられた満足感は大きい。昼の片付けを終えて改めて湧き水を汲み治して薬草等を採取しながら町に向かう。
璃久『シル…今日倒したビックボーンベアは提出しても大丈夫だよね?』
シル『ホーンラビットを3匹分倒しているのだから大丈夫だよ…何か言われたら運が良かったとでも言えば良いよ(笑)』
璃久『そうだね…解体処理しておこう(笑)討伐の依頼って余り見てないから何処までの魔物がってよくわからないよね』
シル『でもリクも進んで討伐依頼は受けたく無いんだろう?』
璃久『まあ~ね。必要な時以外はしたくないかもね(苦笑)でも今日は本屋に行こうね。シル』
シル『そうだな…魔物図鑑あると良いな(笑)』
夕方近くに町に戻りギルドへと顔出そうとしたら、以外に混んでいたので璃久達は先に本屋に向かった。
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