ホワイトムスクの午后

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「そうですね…。短命の作家も多いですからね…。孤独な仕事程、ストレスを溜めるのかもしれないですね」 「そうですよ。吐き出す所が無いなんて可哀そう過ぎますよ」 そう言うと声を上げて笑った。 「先生のストレスは私が解消しますので…」 その言葉に私と上杉さんは動きを止め、クスクスと笑った。 その声は次第に大きくなっていく。
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