ホワイトムスクの午后

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上杉さんはカップ麺を見付けてそれを叩き付ける様にカウンターの上に置く。 「これも月末には賞味期限切れますので、食べましょう。どうせ先生もご飯まだなんでしょう」 私は申し訳なさそうに頭を下げて、上杉さんに背を向けた。 と、いう事でホワイトムスクの香る部屋の午後に二人でカップ麺を食べる事になった。
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