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幸せな気持ちで帰宅。
もう隠さなくて良い!そのことが茉子には、とても嬉しかった。
「凌也ありがとう〜」
「ううん、ごめんな、長い間、待たせて…」
「ううん。嬉しい♡」
「茉子!今までお嬢様のことで、ホントに寂しい思いをいっぱいさせてごめんな。」と頭を撫でる
「ううん」
「お嬢様のこと、彼女だなんて誤解させるようなことを言ってたのもごめん。別れるって、付き合ってもないのに…でも強引に毎週のように会わされてたから…ホントに一度だけ無理矢理キスされただけで、何もなかったから。社長が彼氏彼女ってずっと呼んでたから、彼女なんて言ってて、ごめん。俺の彼女は、ホントに茉子だけだったからな。」
「うん、もう分かったよ。私の方こそ、誤解してごめんなさい。そのせいで私も…凌也に嫌な思いをさせてしまって…」
「まあ、俺も以前に、付き合ってた人が居なかったわけじゃないから…それは、茉子にも必要な経験だったんだと思うから…ホントは、毎日、戻って来てくれることしか考えてなかったけどな。」
「うん…ありがとう」
ぎゅーっと抱きしめる凌也
「だから、もう絶対離さない!覚悟しておけよ!」
「うん♡」
そういうと又、キスが止まらない
愛を確かめ合うように…
もう、止める必要もなく…ただ愛し合う
少しの間、離れていた分
凌也は、ホントに茉子が愛おしく
「茉子〜」と、ぎゅーっと抱きしめてしまう。
「ずーっとこうしてたい!離したくない。」
「ふふ、私も…ずーっとこうしてたい♡」
そして、あちこちにキスをする
「ふふ、止まらない…」
「止まらないよ♡覚悟しろって言っただろ?」
「う〜ん、しすぎ〜」
「まだまだ…」
『すごく愛されてる』と実感する茉子
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