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それから2日後・・・。 「なんと!!本当に天使になってるじゃないか!!マリンに聞いてはいたが・・・本当に天使になってるとは驚いた・・・」 ナタイア先生は目を大きく開いて驚いていた。 「もう、だから本当だって何回も言ったじゃないですか!」 「だが、完全な天使になるなんて聞いた事なかったもんでな・・・」 「父さんと母さんが俺を天使にしてくれたんだ」 「そうか・・・ではライルの両親に感謝だな」 「はい先生・・・」 「で・・・お前達は結婚したいとか?」 「はい・・・でもライルは元々人間界にいたので複雑な状況なんです。先生どうしたらいいですか?」 「1つ提案があるんだが・・・」 「提案?」 「俺には妻はいるが子がいなくて困っててな・・・なぁライルお前俺の子にならないか?そして将来は俺の後を継いで欲しいんだ・・・。もちろん妻も了承済みだ。今からお前に会うのを楽しみにしてる」 「俺をですか?」 「こんな老いぼれで悪いが、悪い話ではないと思うぞ?家も広いしな。まぁそうなるとライルには医者になる勉強をしてもらわんとならんが・・・」 「こんな俺でいいなら、あなたの息子にして下さい。死ぬ気で勉強も頑張ります」 「じゃあ決まりだな。そうだな期限を決めるとするか・・・。ライル今18歳だったな?」 「はい」 「ふむ・・・。では期限は2年だ。ライルが20歳になったら俺の後をライルお前が継げ。約束だ・・・破るなよライル。マリンと結婚できるかそこで決まるからな!」 「2年・・・。はい。必ず・・・約束します。そしてマリンとの結婚のお許しを必ずもらいます!」 「よく言ったライル。楽しみにしてるぞ」 「はい先生」 「うん?もう先生じゃないだろう?」 「はい父さん・・・」 「ははっライルお前を息子にできて嬉しいぞ俺は」 「俺もです・・・あなたを父さんと呼べるなんて・・・」 「ナタイア先生本当にありがとうございます」 「マリン、将来はライルの嫁になるんだからお父さんと呼んでくれないか?」 「お父さん」 「マリンと家族になれる日が本当に楽しみだな」 「はいお父さん私もです」 そしてライルはナタイア先生の養子になった・・・。
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