8人が本棚に入れています
本棚に追加
8
「ふふっ幸せになりなさいライル・・・マリンさんと共に・・・」とライルのお母さんの声が聞こえた。
「え?私?」
「マリンさん、ライルをよろしくお願いします。よかったらライルのお嫁さんになってくれないかしら?」
「母さん何言って・・・」
「ライル、マリンさんに恋してるでしょう?」
「なっ!!」とライルは真っ赤な顔をした。
「ふふっ。やっぱり。一目惚れしたのよねライルは・・・」
「悪いか?マリンが可愛いすぎるから悪いんだよ・・・」
ええーー!
そんな素振りなかったじゃないライル・・・。
「なんで私が悪いのよ・・・。でも一目惚れって私に?」
「ああ。目が覚めたら超絶可愛い天使が俺の事心配そうに見つめるから、一目惚れして当然なんだよ」
ライルが目覚めた時、なんて綺麗な男性なんだろう?とドキドキして時間が止まったみたいに感じたのよね・・・。
この人のそばにいたいと思ったり・・・。これが恋なのかしら?
「私もライルと瞳があった時、綺麗な人だなって思ってドキドキしたんだから!」
「じゃあ問題ないな」
「ええ」
「マリンさん僕と結婚して下さい」
急にさんづけされたら変な気分・・・。
「はい。よろしくお願いします」
「マリンさん俺からも、ライルをよろしくお願いします」
「はいお父さん、ライルを必ず幸せにしますので安心して下さい♪」
「ははっ頼もしい妻が出来てよかったな、ライル」
「ああ。俺もマリンに負けないくらい幸せにするから」
「これで安心だな母さん」
「ええ、あなた」
「もうそろそろお迎えの時間がきたようだ」
「父さん母さんありがとう。俺達幸せになるから」
「ああ。あっちで母さんといつも見てるからな」
そういった後ライルのお父さんお母さんは空に昇って行った・・・。
最初のコメントを投稿しよう!