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「ふふっ幸せになりなさいライル・・・マリンさんと共に・・・」とライルのお母さんの声が聞こえた。 「え?私?」 「マリンさん、ライルをよろしくお願いします。よかったらライルのお嫁さんになってくれないかしら?」 「母さん何言って・・・」 「ライル、マリンさんに恋してるでしょう?」 「なっ!!」とライルは真っ赤な顔をした。 「ふふっ。やっぱり。一目惚れしたのよねライルは・・・」 「悪いか?マリンが可愛いすぎるから悪いんだよ・・・」 ええーー! そんな素振りなかったじゃないライル・・・。 「なんで私が悪いのよ・・・。でも一目惚れって私に?」 「ああ。目が覚めたら超絶可愛い天使が俺の事心配そうに見つめるから、一目惚れして当然なんだよ」 ライルが目覚めた時、なんて綺麗な男性(ひと)なんだろう?とドキドキして時間(とき)が止まったみたいに感じたのよね・・・。 この人のそばにいたいと思ったり・・・。これが恋なのかしら? 「私もライルと()があった時、綺麗な人だなって思ってドキドキしたんだから!」 「じゃあ問題ないな」 「ええ」 「マリンさん僕と結婚して下さい」 急にさんづけされたら変な気分・・・。 「はい。よろしくお願いします」 「マリンさん俺からも、ライルをよろしくお願いします」 「はいお父さん、ライルを必ず幸せにしますので安心して下さい♪」 「ははっ頼もしい妻が出来てよかったな、ライル」 「ああ。俺もマリンに負けないくらい幸せにするから」 「これで安心だな母さん」 「ええ、あなた」 「もうそろそろお迎えの時間(とき)がきたようだ」 「父さん母さんありがとう。俺達幸せになるから」 「ああ。あっちで母さんといつも見てるからな」 そういった後ライルのお父さんお母さんは空に昇って行った・・・。
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