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月と星の聖なる計画
『さあ、帝。今年はやりますよ?私たち主催でね』
『ん?何を?』
『【チーコ】に脇役に追いやられて、ちょっとムカついてるんです』
『あいつ今、クッソ忙しいらしいぜ。何でもジムに通い出したらしい。その理由がさ…ぷぷ…ただのスレンダーなオバサンになりたくないんだってよ。ウケる』
『ふふふ…こら、失礼ですよ?私と帝で盛り上げていきましょう?』
『まあいいけど。【チーコ】はクソ美人で、スタイルもいいし。猫が好きで…香水も好きだな。後、やたら旅行に行かせるな』
『帝…詳しいですね?』
『ああ、【チーコ】の作品は全チェックしてるからな、あと美しいものが好きだぞ。男でも女でも。香水はショネルの◯番、海外旅行が大好きだが、時世を考えて今んとこ国内ばっかだな』
『そうですか。じゃあ、【月星】からは俺たちと…【誕生日】の一樹と拳士。【豹猫】から春樹と悠里。最後に【運命】から大我と星矢…』
『【月星】の龍弥と伊織はいいのかよ…』
『あのふたりはノンケ同士ですからね…ちょっと着いていけないかも』
『【野獣】は雅哉が未成年だからな…』
『じゃ、とりあえず…【チーコ】に頼んで招待状でも作りますか?』
『そうだな…恭二、先に…キス』
『ふふ…帝…おいで』
ちゅ…ちゅる…
このふたりがキスだけで終わるはずないので…一旦、失礼しますね。
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