プロローグ

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プロローグ

人の命とは。 まさに煙のごとく儚いものである。 毎日毎時間毎分毎秒…… 懲りずに生命を吐き出すこの星は、同じく生命をも奪ってゆく。 たった一瞬の生命をどう使うのか。 それを決めるのはただ本人だけである。 ある蒸気の吹く街に佇む青年は、まだ自分の生き方を知らない。
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