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「私…ガツガツ行き過ぎたのかな。
嫌われてるのかな…」
泣きそうな声になり始めてしまった。
マズイ、どうにか上手くフォローに
入らなくては大泣きが始まる。
史緒里の大泣きは昔見たことあるが、
鳴き声は耳をつん裂き、
涙はタオル2枚をビショ濡れにしていた。
アレは家だったから良いが
ここはファミレス。 人前だ。
そんな姿晒させる訳にはいかない。
「史、史緒里落ち着けって!
アイツはああ見えて凄いシャイボーイ
なんだって。 緊張してるだけなの。
きっと、ウン」
「で…でも…」
あぁこうなったらヤケだ。
どうにでもなっちまえ。
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