第五話「第一作戦反省会」

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 「今度は僕が間に入って一緒に話そう。  それならレイも話しやすいハズだ!  なっ、それでどうだ?」  「それなら…安心!   ありがと、君には感謝してるよ。  …ってもうこんな時間⁉︎  私帰って夕飯作らないといけないんだ。  お金はここに置いていくね!  それじゃ、バイバイッ」  そう一通り騒いで、史緒里は店を  飛び出していった。  一人残された僕は大きくため息をつく。  心のどこかで未だ割り切れてない  自分が居るのが、今さっき分かった。  僕はまだ、史緒里を諦めきれていない。  「一緒に話すねぇ…。  気まずいだけじゃないのかそれ」  紅茶はもう既に冷え切ってしまっている。  冷めた紅茶は、苦くて嫌いだ。
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