4人が本棚に入れています
本棚に追加
さてさて、五重塔です。
香積寺の時代(1442年)に建てられた五重塔。室町時代の作りで、日本三名塔の一つだそうです。
真偽は定かではありませんが、この下に大内義弘の棺があるともされています。
それでは、これよりもう一つのお城(山口県庁付近も山口城跡であったが……)である大内氏館へ。
地平にあるお城は、平時における政の場所で、戦時の後詰めの城(基本は山城)とセットであることが多く、同様の事例として有名なのは、甲斐の武田氏館と要害山城でしょうか。
少し面白いのは、武田氏館も、近くに甲府城を設けると神社にされてしまいますが、
こちらの大内氏館も、近くに山口城が出来るとお寺にされてしまいました。
ちなみに、近くには祇園神社という、京都らしい名前の神社があるのですが、それもそのはず。大内氏が京都から勧請したもので、
大内氏が当時京都に近かった事がうかがえます。
↓祇園神社
↓大内氏館跡
最初のコメントを投稿しよう!