オタガイ

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オタガイ

「そんな事言うなら吉開、とっておきの少年漫画を俺にも見せてみろよ」 「構わない、ならば絹井の少女漫画も私に見せてみろ」 「おぉー両選手、漫画を貸し合い始めました。mare先生どのような方向へ行くのでしょうか?」 「見てください桝アナ!吉開選手は『はじめまして、好きです。』、絹井選手は『未熟な果実』を貸しました!いやーどちらも私の作品、ありがたいですねー」 「絹井、お前はこの漫画に絶対ハマるはずだ」 「お前こそ、『はじ好き。』にハマるぞ」 そして私達は、読書タイムに入った___。 漫画を読み終わり、両者本を閉じる。 『はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!超面白かった!!!!!!!!!!』 なんと両者どちらも同じ意見! 「なにこれ超面白いんだけど?思わず私も女口調に戻っちゃうよ!」 「お、おい吉開!?これ、まだ続きある!?」 「もちろん!『はじ好き。』もあるかな!?」 気づけば私達は、お互いの本を称賛していた。 そしてお互いに心で言った。 『こんな漫画があったなんて…ありがとう作者!』 それから私達は、お互いの漫画を読み合うようになった。 今ではあの言い合いがバカのようだ。 ちなみに、私達の関係が恋愛に変わるのは、 また別のお話、なのかもしれないのだな。                                                 Happy End Games.
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