4/4
前へ
/17ページ
次へ
 だから、笑顔が可愛くて、意外と悪戯っ子で、自由に病院を闊歩している君が、超がつくほどの難病だと知ったのは、  僕の退院が1か月後だという目途が立って君に報告しに行った時――君の寿命がのこり1か月になったときだった。
/17ページ

最初のコメントを投稿しよう!

11人が本棚に入れています
本棚に追加