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光、ふたつ
「そんなこと言うなよ」と君は泣いてしまった。慌てて謝るけれど泣き虫な君は止まらない。触れようとした手は闇に溶けて形にならなかった。生物も建物も闇の中で黒く佇むこの世界で、君だけが白い。その異質さを誰もが疎んだ。けど。「君は僕の光だ」だからまた、ひとりぼっちだった僕と遊んで欲しい。
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20220205
月々の星々(140字ssコンテスト) 12月お題「光」
企画主催:hoshiboshi様(https://twitter.com/hoshiboshi2020)
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