episode.14

1/1
前へ
/14ページ
次へ

episode.14

僕は頭の中で結論を導き出した。 すると、隣から。 僕の隣りにいたあかねが 「うっ...、は...苦し...」 バタッ... 「あかね!」 あかねが苦しそうな声をあげて、倒れた。 「あかね、あかね!ど、どうしよう...!!と、とりあえず病院だ!」 僕は病院に電話し、すぐに救急車が来た。 「桜衣花あかねさん、18歳です!」 「この患者さんは心臓に持病がある!発作だ!」 僕はこの環境にゾッとした。 あかねが死んだらどうしよう。僕だけ取り残されたらどうしよう。 そんな事ばかり考えてた。 すると、担架に乗せられたあかねが僕に言った。 「...ゆ、侑里...、大...丈夫、だよ...。私は、死、なないから...」 「あかね...」 その言葉に僕は心を救われた。
/14ページ

最初のコメントを投稿しよう!

10人が本棚に入れています
本棚に追加