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あれから数時間俺は1回アメリカの自宅に帰り当分必要な物を持って日本にやって来た 今日持てなかった他の荷物は後で送ってもらう事になっている    執事「瑠華様そろそろ学校へ向かいませんと遅れてしまいますよ」 俺がボーとしていると執事が話しかけて来た そうだった今日学校に行かなきゃ行けないんだった 瑠華「わかった 車は用意してあるのか?」 執事「はい ご用意してありますこちらです」 俺は執事について行き用意された車に乗り込み車が発進した 数時間後学校へ到着した  瑠華「うわぁ 無駄にデカイ建物だな これが学校なのか?」 山の中俺はデカイ城みたいな建物の前に来ている 門だけでもめちゃくちゃデカイそれに閉まってるどうやって入ればいいんだ? しばらく待ってれば誰か来るのか?  あっ 誰か来た しばらく待っていると誰かが門の前に来た でも中から来た訳じゃない俺と一緒の転入生か? 大五郎「デケェ 門だなお城みたいだ 誰かいるのかぁぁぁぁ」 うるさ⋯⋯ お前の声の方がデケェよ  来たそいつは頭モジャモジャでグルグルメガネ の男だった 何度も大声で誰か居るか呼んでいる俺は耳を塞ぎながらしばらくそいつを眺めていると何と門を登り始めたこんな高い門登るとか ヤバイなこいつ⋯⋯ 落ちたら怪我するぞ 薫「あなたそこで何してるんですか 危ないですよ 早く降りなさい」 大五郎「うわっ」ドサ 門の向こう側からいきなり声をかけられ驚いたのかそいつは落っこちた  大五郎「いってぇ」 薫「大丈夫ですか?」 大五郎「おう 大丈夫だぞ それよりお前綺麗な顔してんな名前なんて言うんだ」 あんな高さから落ちたのに大丈夫とか ある意味凄いな それにいきなり会った人に綺麗な顔してんなってめちゃくちゃ馴れ馴れしいな 迎えに来てくれた人も固まっちゃったよ 瑠華「早く門を開けろ」 薫「あっすいません 今開けますね」 ふぅ~ やっと門が開いた こいつと2人っきりはきつかったから助かる  薫「すいません遅くなってしまって 改めまして私は墨染 薫と言います この学園で副会長をしています よろしくお願いします」 BLACK CATSの副総長の黒猫だ 懐かしい 黒猫は無理して笑う癖があるんだよなぁ まだその癖はなおってないみたいだな 大五郎「俺の名前は藤沢 大五郎だ 大って呼べよな薫 それに俺の前では無理に笑うな俺達友達だろう」 薫「そうですか これから気をつけますね それであなたは」 黒猫がちょっと悲しそうな顔になった 結構気にしてたもんな⋯⋯  瑠華「俺は一条 瑠華 よろしく」 大五郎「瑠華だなおまえ友達いなそうだし俺が友達になってやるよ」 瑠華「余計なお世話だ」 失礼な奴だな 初めて会った人に向かって友達いなさそうって 絶対友達になりたくないわ 大五郎「俺が友達になってやるって言ってんのに断ったら駄目なんだぞ」 瑠華「うるせぇ 副会長さんもうほっといて行きましょう」 薫「そうですね 理事長室にご案内します」 俺と副会長は歩き出した あいつをおいて歩き出した その後ろをゴチャゴチャ言いながらあいつが着いてきた 本当うるせぇな (*`ω´*)
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