6人が本棚に入れています
本棚に追加
ロリ神とひまわり
さーて、今日もフケっかや。
講義をブッチして街に出たヘスティアは、そこでまあ、よく知ってる奴等を発見した。
「何の用だや?お前等?」
「しかし信じとうはなかった。ヘスティアたんが、こんなに汚い方言撒き散らすとは」
「だから言ったんでぃいす。方言直せって」
「ああん?死にてんきゃあおめえ等?頭押っぺすぞ?」
「だったら具体的に教えてくれええええ!そのロリぱいがどうなるのかも含めてどおおおおおん!」
どおおおおおん!と頭を地面に押っぺされた。
「役に立たねえ太陽神でぃすねい」
「それで?お前等アカデミー観光きゃあ?確かに最近凄えんよ。魔王だっけ?そいつが作った携帯知ってんきゃあ?お料理番組とか、秘密のレシピとか、香辛料の使い方とかいつでも見れんで?向こうで売ってるから買ってこう。あたしは今日、最新式の調理家電買いに行ぐんよ」
ホントに汚い群馬弁だった。
「まあ、構わねえでぃいすが、あんた、私等推しの救星の勇者怒らせなかった?」
あん?ヘスティアは即それを感知し、フライパンを振った。
バキンと言う音を立て、弾いたのは青い残光を引く1発の弾丸だった。
ほう。あたしに牙を剥くんきゃあ?おめは。
200メートル向こうの、ソルスの聖堂の尖塔の上で、ウィンチェスターでこちらを指向する、ジョナサン・エルネストの姿があった。
「死にてんきゃあおめえ?」
ヘスティアは、恐ろしい神威を解放した。
最初のコメントを投稿しよう!