ロリ神とひまわり

4/4
前へ
/29ページ
次へ
ティア。 ユノ。 それぞれが、友達の名前を呼んでいた。 「よく解りませんが、先生を襲いましたね?」 「知られたくなかったんだや。あたしの正体を。あんたとあたしは似てる。ずっとダブり続けんべや。理事会の好みにおもねった論文なんか書かんでもよかんべや」 「そうです。思い出しました。先生とポカポカしていて忘れていました。魔法少女におめえはなれ。父の言葉は今も胸にあります。卒業すら出来ないようでは、魔法少女を名乗れなくなります」 「そうだぜ。ユノ。えれえ気を感じてきた。なあ母ちゃん?」 「おさびし村で初めてのアカデミー卒業ったら大変なもんだよ。邪魔すんのはあんたかい?修行を思い出すね。婆ちゃんとの。父ちゃん!この子前の白い子より強いんじゃないかい?!やれんの?!」 「おう!修行したんだ俺達は!1年以上時間があったんでよう!多分、白い女くらいなら何とかなるぜ!」 おっかない両親が現れた。 しかも、修行した?白い女って、それって臥待月? 前のユノの最後の敵すら勝てるって、マジか? この両親多分恒星炉積んだ臥待月に勝てるって? 「産後のユノの修行だ!ユノ!こいつを何とかしとけ!見てるからよ!」 何てこと言うの?産後のリハビリに神と殴り合えって。 「よく解りませんが、イシノモリ流武闘術皆伝。イシノモリ・ユノ・エルネスト、行きます」 「しゃあねえ。処女神ヘスティア!っくらす!」 俺を放っといて、人の話を聞かない一家が神に襲いかかったという。
/29ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6人が本棚に入れています
本棚に追加