北東のしっぽりキャンプ

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北東のしっぽりキャンプ

魔法少女ひまわり組の卒業 異世界アースツー、中央国家セントラルの女王がご懐妊、懐妊するまで王宮に軟禁されていた、学園国家アカデミー国王、ジョナサン・エルネストは、ようやく女王を孕ませ、約2ヶ月ぶりの自由を満喫せんが為、旧東の大陸、現在はイースト・ファームの広大な平原、ルイコスタ山脈の東側の麓に、可愛い赤ちゃんを生んだちっこい愛人を連れて、大草原の小さなログハウスと言った、サバイバルロハスなひとときを過ごしていた。 ログハウスは、おさびし村の連中が、5分で建てたものだった。 「先生。お帰りなさい」 まぶしい白いキャミソールを着て、ジョナサンを出迎えて抱き付いてきた。 「ああ。ただいま。ユノ。ちょっと待って。ハオウグマの血の臭いが移る」 ジョナサンのロハス生活は、普通の人間ではただのデスロードだった訳だが。 ルイコスタ山脈の東側の麓って、要するにおさびし村だしなあ。 おさびし村の広さって、面積だけだったら、中央大陸とあんまり変わらないってことだけは解った。 ざっくりとした大陸の地図を見せられたのだが、ほとんが真っ白で、こりゃあどうにかしなきゃなあと、ジョナサンはぼんやり考えていた。 あの辺はずっと平原だ。あ?違う?だったら走って確認すりゃあよかんべよ。1時間もありゃ行けんじゃねんきゃあ。 村1番の地図好き、老人会のヘイハチさんはのんびり茶をしばきながら言った。 これじゃいかん。走って1時間で着かない、当ったり前の人間の為に地図があるのだ。 当ったり前の普通の人間が走ると、多分1ヶ月はかかるし。 1ヶ月間走り続けたら、普通に死ぬってことに気付いて欲しい。 アカデミーとおさびし村との転移法陣が結ばれてから、ジョナサンは村人と協力し、徹底的な測量と観測が行われた。 どうだ見ろこれを!お前等が書いたざっくりしすぎな手書きの地図との差だ!誤差1メートル以内の精密な地図を見せられて、ヘイハチさんはふおおおおおう!と言った。 謎に満ちた暗黒大陸は、文明により、開かれたのだった。 地図が完成し、ジョナサンは一杯やりたかったが、村人はほーんよかったねだったので、いよいよ駄目だと思い、村人を集めて啓蒙活動を行ったのだった。 結果、おさびし村は無事農業法人国家となり、最強の田舎者達の生活も、変わりつつあった。 広大な国土の割に人口密度は極端に低かったから、あまり人とは出会わなかったが、会うと大抵縮地で消えて、山盛りの野菜や魚などを持ってきてくれた。 何だか、若者達の間で、ジョナサンはイースト・ファーム建国の父扱いだった 大体10歳以下の子供達だったが。 その頃、まだユノは初子を妊娠していたのだが、それから、そろそろ1年が経とうとしていた。 ハオウグマ程度なら、ウィンチェスターで1発だった。 トドメはエレファントガンがあったし。 ルイコスタ山脈を登れば、ハオウグマもエルダーハーピーも、タイリクガメとかもいた。 流石にタイリクガメには勝てないけどさ。 「よーし!今日も外でバーベキューするかー!」 「あーんしてください先生」 うん。カノンを抱いたユノ可愛いなあ。 ところで、カノンは自分でおっぱいを探り当てていた。. 乳臭凄いな。ぺったんこだったが、カノンが生まれて結構膨らんできていて。 全体的に肉付きよくなってきてたし。 特に腰回りが。真ん丸のユノのお尻とか、ムチっとした太腿とか。 カノンが生後2ヵ月になって、無事医者のマリア・コーウェル先生から解禁の報告があって。 フラさんの時はヒャッホーしたけど。 ただなあ。ユノに手を出すって考えは流石にないんだが。 最近、妙にユノが俺にくまさんチラ見せしてくるんだよなあ。 ぎゅーってすると発情した匂いするし。 ただ、ユノだぞ?ちっこいんだぞ? じゃあなんでユノ妊娠したって言うと。 肉体が最高期になるイシノモリ流呼吸術奥義、終の吐息とエラルの馬鹿の所為で。 齢300のばあちゃんが若返ったり、ちっこいユノが成長したり。 つい盛り上がって3回しちゃったんだよなあ。 ありゃ?そう言えば、ユノから排卵臭しなかったんだけど。 何かしたのか。エラルの馬鹿が。 ところで、キャミソールって、露出高めで色々見えるんだが。 特に横乳とか。それで前屈みになると先っちょが。ピンクの先っちょが。 たまに先っちょがプン、ってなってることがあって。 何?まさか、ユノ。したいの?俺と? 果ての見えない庭に置かれたバーベキューセットに火、村で取れた野菜。 「で?これは?」 体長10メートルを越えた魚類が、(たらい)の中で丸まっていた。 「テイオウウナギです。村の川にいます」 これを捌いて食えと? 「お婆ちゃんが持ってきました。カノンちゃんはお婆ちゃんに預けてあります」 イマイチ何考えてるのか解らんのだよな。あの婆ちゃん。 「まあいいです。夕御飯を楽しみましょう?」 何か、前屈み的なポーズとって、今フワッとスカートがめくれてくまさんが。 今日のユノのくまさんは白。 って言うか、イースト・ファームが農業法人国家になって、アカデミーとの貿易で現金収入増えたのはいいんだが、 ユノ、アクセサリーがあざとい。 あー、ピンクのリボンもアンクレットも可愛い。 これ誰が買ったの? とりあえずテイオウウナギを捌きながら、俺は釈然としなかった。 「先生。あーん」 「流石に食えるか!10メートルの巨大ウナギなんか!美味いけどもさ!」 こんがりとしてふんわり。 おさびし村の食い物って基本野趣溢れる和風なんだよな。 八王子で食った鰻丼が、10メートルを越えていたってレベルだった。 食器の片付けもそのままに、ユノは俺の手を取って、ログハウスに戻っていった。 ちっちゃいのに柔らかい手だな。 微かに汗ばんでるし。 もう発情臭プンプンだし。 「後片付けはあとでします。今日はもう疲れました」 ベッドにうつ伏せに飛び込んだ。 ピチッとして締め付け強めなくまさんの尻が丸出し。 ローライズなパンツ、最近流行ってんだよなあ。 ところで、俺はあることに気付いていた。 「先生?私、無事にカノンちゃん生みましたよ?」 「お、おう」 何これ?何でこうなってんの? ウナギと言う魚類には、強い滋養強壮効果があって。 確か、昔、アライダー・ファーストエビルより昔、何か鰻丼4つ食ったら勃起が止まらん状況。まーんは薄着でキャピキャピ。中野まーんマジでグウシコ。って本を読んだことがあって。 何だよまーんて。 その時、それが最低のゴミ神、ブリューオイステルが書いた本とは知るよしもなかったが、俺はボッキンキンのボッキボキになってた訳で。 ユノは、やおら起き上がり、キャミソールを脱いで言った。 ノーブラ?乳臭と発情臭と濃密なニャン臭がしていた。 「老師は、いずれ私も、校長先生みたいにおっきくなると言っていましたよ?少しは大きくなりましたか?」 おっぱいをムニってしやがった。 「そんなに大きくなったのか、よく解らないんですが、カノンちゃん凄い飲みます。どこから出るんでしょうか?」 ベッドに腰かけ、背筋を伸ばしつつこちらに身を捩った。 「本当に疲れました。今日は」 ちっちゃい指をカプっとしていた。 どこで覚えた?その仕草。 「先生?私、覚えてますよ?先生のおっきいワンちゃんが、私の中で奥をトントンって。体が暑くなって、頭が真っ白になって、星はキラキラで、気が付いたらアカデミーに戻っていて、お腹に気を感じました。大きくなっていくお腹を触りながら、ずっとあの時の、先生の肌の温もりを思い出していました」 おっぱいの先がプンってなってて。気だるそうでポカポカで、腰回りがシャープなのにムチっとしてて。 くまさんジュンってしてるだろう。 「アリエールもマリルカも、フランチェスカも赤ちゃんがいて、しつこいって言ってて、でも、私はしつこい先生を知りません」 3回も連続ですれば十分じゃないか? 「カノンちゃんを生んでから、先生にぎゅーってされる度に、そんな気分になる私って、おかしいですか?」 今気付いた。ユノの指から匂うニャン臭。 どこで覚えた?校長か? 「夢に校長先生が出てきて、コッソリ教えてくれました。お婆ちゃんも懐かしがりながら、こういう時にどう振る舞うのかも。先生、私、ママになりました」 何してんだガイアお前は。婆ちゃんまで。 星母神ガイアは、夜な夜なユノの夢に現れ、男を誘惑する仕草講座を続けていたらしい。 ああ、ユノがあざとい理由が解った。 ガイアとサクヤ・ヤマト。伝説のダブルババアが。 体の向きをこちらに向けた。 くまさんの顔見えてんぞ。その裏側には、発情しまくりのユノニャンが。 「私は、ママになって、少し大人になりました。私はパパのパパワンを知ってます。私をこんなママにした責任を取ってください♡」 フカフカのマットレスに寝転んだひまわりママは、それをずらしてにぱっとして言いやがった。 「終の吐息、使いますか?」 「使わなくていい。そのままのユノママ♡ああ堪らん匂いだ♡おっぱいの出だがな?発見したぞ♡これは副乳だ♡動物のママはおっぱいいっぱいあるだろ?その名残だああ可愛い♡副乳いただきまーす!」 もう我慢出来なくなって、俺は久しぶりのユノニャンちゃんを味わうことになった。 ちょっと痛がってたが、子宮口はふにゅんと柔らかくなってて。 結局、可愛いがってたちっこい愛人を愛人足らしめる要素というのは、びちょびちょで「じゃー」しちゃったニャンニャンちゃんであり、それは要するに、まあ。 翌日の朝ワンまで付き合わせて、俺は、ちっこい愛人を抱く背徳感をいっぱいに感じることになった。
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