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御堂の指が、胸の突起をかすめた。口から漏れる甘い嬌声に、触れられることを期待していたかのようにぷくりと立ち上がった突起。手のひらや指先で潰したり引っ張ったりすれば身を捩らせて快楽から逃げようとした。
「あっ、やっ、ぁ、そこ、だめ……っ」
「声かわいい、ここ触られるの気持ちいい?」
「っ、ぁっ! きもち、いい……っ」
快楽から逃げようとしているくせに、素直に言葉にする三神峯がひどく愛おしい。耐えられず、三神峯の服を首元までたくしあげてその突起に舌を這わせた。
「ひっ! や、あぁっ! ……それ以上、だめ……っ」
「でも気持ちいいでしょ?」
「ん、や、あんまり触られると、服、こすれただけで思い出しちゃうから……っ」
三神峯の言葉に熱が御堂自身の中心に集まった。キスと少し肌に触れただけですっかり蕩けてしまった表情に、御堂の自身は欲を吐き出したいとばかりに脈を打ち、スキニーパンツを押し上げている。突起に強く吸い付いて唇を離すと、唾液で濡れた突起は赤く熟れたように膨れ上がっていた。
「下、触っていい?」
「んっ……いいよ……」
三神峯が穿いていたワイドパンツからでは分かりにくいが、その中心はたしかに硬く濡れている。ふわふわのワイドパンツがソファから流れるように広がるのが、ひどく綺麗だった。
「脱がせるよ」
ワイドパンツのリボンを解き、腰から太腿に手を滑らせてソファの下へ落とす。
「……っ、和樹……っ」
下着から姿を見せた三神峯の中心は芯をもって上を向き、先走りで濡れていた。その自身をそっと握り込み、上下に滑らせる。
「あっ、あぁっ……やぁ……っ」
「はあっ、かわいい……っ」
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