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「ひっ、やあ、ぁっ、かずき、キス、して」
震える唇から漏れる甘い声に、気持ちよさそうに細められた飴玉のような瞳。三神峯が強請るまま噛み付くように唇を重ねれば首に手を回して吸い付いてきた。絡まる唾液が甘く感じるのはきっと三神峯が愛しくて仕方がないからだろう。
「ふ、あ、だめ、――っ、い、っちゃう」
びくりと大きく体を跳ねさせた後、慌てて三神峯が唇を離して首を横に振る。嫌がる一方で腰は緩く動いており、芯を包む御堂の手に擦り付けていた。その姿は淫らで、美しい。
「いいよ、イってごらん」
「んっ、――ぁっ、ぁあんっ!」
強く握って上下に数回擦れば、三神峯は御堂にしがみついて欲を吐き出した。どろりとした白濁が御堂の手に絡み付いて、思わず舌で舐めとる。少量の白い蜜はどうしてか甘い味がする気がした。
「ん、よくできました」
「は、ん……っ」
蕩けた表情で呼吸を整える三神峯の太腿を持ち上げて、脚の付け根に唇を寄せる。ふるりと震える濡れた三神峯の中心も、物欲しそうに呼吸をするピンク色の秘孔もすべてが愛おしい。三神峯の声と姿にあてられた御堂も限界だ、スキニーパンツをくるしそうに持ち上げてじわじわと中心を濡らしている。ポケットから小さな紙袋を取り出すと、中から50mlほどの小瓶を取り出した。
「それ、さっき買った……」
「うん、アロマオイル。ごめんね、ナカ傷つけると大変だし、ローション持ってないからね」
「っ、ううん……」
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