ep.6 *

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※この先性描写がございます。閲覧は各自の責任でお願い申し上げます。※ * * * 「……本当に、いい?」  その日、三神峯は御堂に誘われてそのまま御堂の家に泊まることになった。  初めは何度もキスをしたせいでその先を想像してしまい、気恥ずかしさから出張の荷物を片付けなければならない、とやんわり断った。しかし、御堂に洗濯ならうちの洗濯機使えばいいからと必死に引き止められ、その必死さに三神峯はまんまと絆されてしまったのだ。  お風呂の後、御堂の部屋着を借りた。触りごごちのいいスウェットを貸してくれたのだが、長身の御堂のサイズでは上下ともに合うわけがなく、結局スウェットの上だけを借りて下は下着一枚で過ごすことにした。下着が隠れるくらいの丈だったため、半分諦めたようなものだ。  寒くないように暖房の温度上げるね、と言う御堂に対し、和樹の匂いがしてちょっとドキドキするね、とこぼせば腕を引っ張られて優しくベッドに押し倒されてしまう。 「……和樹なら、何されても大丈夫。でも……」 「ん?」 「その、優しくしてね……?」  そう小さく呟く三神峯の目元に、御堂は了承の意を込めて優しくキス落とす。そのまま唇を舐めると三神峯は誘い込むように唇を素直に開いた。 「ん、んん……っ」 「大丈夫、痛かったら言ってね」  スウェットの中に手を滑り込ませて、繊細な体をゆっくりと撫でる。頬に触れたときと同じように、きめ細やかで滑らかな肌だ。
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