幼き日々
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幼き日々
「だーるまさんがこーろんだっ!」 加代子が勢いよく振り向き、大きな目で俺を見る。 動いてなるものかと力を込めれば、余計にバランスを崩してよろけてしまう。 すかさず加代子は「龍ちゃん動いた!」と嬉しそうに指をさす。 ホントはもっと大人数でやる遊びなんだろう。 だが山陰・島根の山奥に建つ家などまばらで、遊び相手になるような子供は、同じ集落の加代子くらいなもんだった。
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