6人が本棚に入れています
本棚に追加
/13ページ
紅「イ…イエスくん?」
イ「ん?どうした?」
紅里に呼ばれて振り向いたイエス。その顔は普段の穏やかなものに戻っている。
【…やっば、神の国でずっと一緒だったけどこんなイエス初めて見た……。】
イ「いやー…僕さぁ、怒るとすっごく怖いってゼウス様にも言われたことがあるんだよね…。」
聖「めっちゃ怖かったよ…もうあれじゃん、借金取りに来たヤクザじゃん……。」
紫「どんな例えよ……」
水「ま、まあとにかく、そろそろ家に戻りましょう!プレゼントの交換会もあるし!」
彩「そ、そうね!それじゃあ行こうか!イエスくんも一緒に行こう!!」
イ「良いのかい!?ありがとう!!」
――――――――
30分後。
紅「それじゃあ改めて…イエスくん、お誕生日おめでとう!!」
聖「これ、みんなからのプレゼントだよ!」
イ「本当にありがとう!!可愛いマグカップだなぁ!!」
【……ちょっと待って。なんで同じマグカップが2つもあるの?紅里か千聖が間違えて同じものを買ったとか?】
イ「ああ、これさ、僕とアイテールでお揃いだって茶髪の子が…」
【はぁ!?バッカじゃないの!?マジ意味わかんないんだけど!!?】
彩「ご、ごめん!悪気があって言った訳じゃなくて……」
ブチギレる翼に怯む彩葉。そんな2人を見て他の5人は笑っていた。
イ「とにかく、今日はありがとう!みんなのおかげですごくいい誕生日が過ごせたよ!!」
紅「どういたしまして!イエスくん、良い1年にしてね!!」
最初のコメントを投稿しよう!