プロローグ

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プロローグ

これからお話することは、5年前に今でも住んでいる家で実際に起こった体験談です。 なお、お読みになって頂いたかたの中には、非常にご気分を害する描写となっているかもしれませんが、自己責任にてお願い致します🙇 当時私達家族は、千葉県に住んでおりました。 夫婦ともに共働きで、二人とも電車で都内に通勤していました。 そんなある日、私と一緒に働いている事務の女性から、自分の両親が住んでいた家(一戸建て)に住まないかとお話がありました。 その事務の女性は結婚されていて、ご主人と子供と、ご両親の近くに家を建て、暮らしておりました。 ご両親のお父様は、数年前にいわゆるヒートショックが原因で他界されており、お母様がお一人でそのままその家に住んでいましたが、高齢のお母様がお一人ということもあり、少しすつ認知症も進んでいってしまったので、今住んでいる家で一緒に住み、面倒をみることにしました。 そのため、ご両親が住んでいた家が空き家になるので、まったく知らない他人が住むよりも、同じ会社で働く私に住まないか?とお話があったのです。 当時私達の家も賃貸アパート住まいで、この時、妻のお腹の中には二人目もいたので、もっと広い家に引っ越したほうがいいかなと考えおりました。またお話を頂いた家からだと、断然通勤時間が短くなるので、家も広くなり、会社にも近い、家賃も今払っている金額と同じでいいという破格の条件に、私達家族はそのお話を受けることにしました。 私達家族が引っ越すことにしたその家は、昭和57年築の木造2階建てですが、引っ越す前にいろいろとリフォームをしてもらいました。
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