いい匂いがするジャンバー

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 そこから、ダッシュで廊下、階段を走り抜け、靴を履き、友達のもとへ 向かった。 「ごめん。遅くなっちゃった。」  何度もペコペコと頭を下げる八宵を友達の心菜は不思議そうに見ている。 「別にそれはまぁ、いいんだけどさぁ、そのジャンバー、明らかに璃乃のじゃないよね?」 「えっ?……!わわわわぁー!」  驚きを隠せずにジャンバーを投げ捨て心菜に抱きつく。 「わぁ!落としちゃダメでしょ笑。璃乃さんー」 「だっだよね!」  ぱっとジャンバーを拾い、このジャンバーが誰のなのか 心菜と議論することになった。
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